SixTONESのラジオが面白い

前回のすばるくん退所お気持ちブログから2年もの月日が経っていたよ…

あの頃の私へ、2年後は関ジャニくんもりょうちゃんもすばるくんも元気でやっているよ。

 

今年のはじめは、エイトさんの活動をゆるく追いつつ、他ジャンルの音楽にはまっていたので、「オタクも卒業かな…」なんて思っていたけど、Twitterフレンズとの会話からSixTONESに出会い、めでたく入信(このあたりの話もいつか書き留めておきたい)。

 

入信と言ってはいるが、ジャニオタになり数年、自分の応援したいペースというのが分かってきたので、全てを追うことはせず、自分の好きなコンテンツを中心に追いかけ、その他は心身ともに余裕のある時だけチェックするというマイルールで健やかオタクライフを送っている。

 

私が毎週欠かさずチェックしているコンテンツのひとつが「SixTONESオールナイトニッポンサタデースペシャル」。
元々、深夜ラジオが好きで他の曜日のANNやTBSの深夜帯の番組を聞いていたので、SixTONESが抜擢されるというニュースを聞いた時はとても嬉しかった。

 

番組が始まって半年、ファンというフィルターもあるんだろうけど毎週本当に面白い。
メインパーソナリティの田中樹と他のメンバーが週替わりで出演する2名構成で、どのコンビもそれぞれの特徴が出ていて毎週違った楽しみがある。

個人的に好きなところについてTwitterで呟こうとしていたら、4000字超えてしまったので、別にまとめた。

※どどどど新規なので、メンバーの性格とか全然分からないし個人的な感想です。

 

ジェシーさん】
初回放送で自己紹介のときに裏声で「寺田心です」と名乗る圧倒的鋼のハートの持ち主。私は彼のことをSixTONESの中でも飛び道具的な立ち位置だと思っていて、一発ギャグも体を使ったものが多く視覚的に楽しませる人だと思うから、最初は音声だけの空間がちょっと大変そうだな〜って感じてたけど回を重ねるごとに、のびのびとした本来の魅力が発揮されるようになって良かった。ジェシーさんといえば圧倒的な存在感が魅力のひとつだと思うけど、本当に居るだけで体幹が強くなった感じがする。どっしりしてる。(伝わって)
外見だけで言ったら、カースト上位の爆イケで圧強めの2人なのに、ふたりで話し始めたら他のコンビと比べて1番マイワールドに入りがち。フワフワしたり虫の交尾の話をしたり、「樹、怒ってる?」「怒ってないよ〜」からの突然のイチャイチャタイムだったり、とにかく可愛い。あと、ジェシーさんが田中を褒めるのでエモ展開になることが多い。ジェシーさんの人を否定しないで包み込こんじゃうところ凄く好きだな…リスナーごと包み込まれる。包容力半端ない。流石新世代と名乗るだけある、優しさと面白さのハイブリッド。

ジェシーさんがやる「おさるのジョージ」のモノマネを気に入った田中が、1時間半おさるのジョージを縦軸に話を展開させたのは、めちゃめちゃ面白かったのでモノマネのシリーズ化を期待している。

 

京本大我
ふたりの関係性としては、田中が京本さんにでろでろに甘いという予備知識があり、京本さんの口数が他のメンバーに比べると多くはないので、まったりとしたほのぼのラジオになるかと思いきや、長澤まさみさんや戸田恵梨香さんが好きだという話をしたり、(戸田恵梨香さん演じるSPECの当麻紗綾の写真を待ち受けにしてるという話をフリートークで持ってきたときは驚愕した)体毛の話をしたり、意外にも男子高校生の昼休みのようなトークが展開されており意外性があって面白い。あの綺麗な顔からこのトークが…と想像するとドキドキする。
あと、たまに話題に上がる田中との高校時代の思い出エピソードが好き。屋上で授業を一緒にさぼって、その後しっかり補講受けた話は聞きながら「エッッモ!」って声出た。あの美しい人たちが青春を共にしてる絵面、普通に考えてやばくないですか? 

そして、京本大我オールナイトニッポンが回を追うごとに上手くなっていて、本物のベテランパーソナリティー感が出てきているのが面白い。カップラーメンも作れなかったのにお米が上手に炊けるようになったエピソードといい、やればできる才能の塊みたいな人で純粋に憧れる。
ジングルオンエアバトルでも才能を発揮していて、音楽性が高いものからモノマネ・ラジオドラマ風などジャンルが多岐に亘っていて最高。あとちょっと厨ニ心をくすぐるのがいいよね…京本さんチート属性じゃん…
これからもどんどん慣れて面白くなっていくのが楽しみだし、片鱗がもう見えてるけど、ひえおじたちも京本さんに対してめろめろになっていきそうで個人的にはそれも楽しみ。

 

松村北斗
強火リトルトゥース松村北斗
話し方の要所要所に若林リスペクトが伺えるのが深夜ラジオリスナーとしてはポイント高い。オードリーさんが大好きなのにも関わらず、スペシャルウィークの春日さんゲスト回には呼ばれず、田中が若林さんに誕生日プレゼントを渡すときにも同行させてもらえず、放送後オードリーのラジオブースを訪ねた松村に、若林さんから「北斗ちゃんリトルトゥースだし距離近すぎない方がいいかな?」と言われ、若様にまで松村さんの不憫キャラが浸透しつつあるの笑ってしまう。あと北斗ちゃん呼び可愛い。
作家さんとフリートークを練ったり、CMに行くジングルの入り方を異常に気にしたり、1番深夜ラジオをやっていると思う。
アイドルが男性向けのASMRで寝かしつけられると思わないじゃんね…いいぞ松村…
ジングルではラジオCMのような構成のジングルを作ることに定評があり、「肩凝りと腰痛〜!」のフェイタスのラジオCMに引けを取らないくらい面白いから、そのうち企画で松村さんのラジオCM作って欲しいな〜と思う。
田中と話す時はなんだかワンちゃんのようで可愛らしいくて、お互い頭の回転が速いから会話のテンポが良くて楽しそうなのがいい。松村さん言葉選びが本当に絶妙で、いい意味で一気にアイドル感が消えるので、深夜ラジオが好きな人にオススメするならまずこのコンビから聞くのを勧めたい。あとひえおじの命名は松村さんだったよね…?ネーミングセンスあり過ぎでしょ…

 

【髙地優吾】
ジャニーズJr.になった瞬間から、バラエティ番組のレギュラーというバラエティの申し子。その肩書があるだけあって、頭の回転が速く軽快なトークはとても聴きやすい。松村さんとはまた違った頭の回転の速さで、場の空気を読む力がめちゃめちゃ高いんだと思う。安定感とスピード感があって聞いた後の充足感が半端ないので、深夜ラジオにこだわりがない人にはまずこのコンビを薦めたい。
SixTONESいじられキャラということで、田中が唯一好き勝手できる相手と言われていたが、2回目以降からその順応性の高さを見せ、田中をイジり返して一筋縄ではいかないところがさらに面白くしてると思う。お互いをイジったりイジられたりしながらも、トークの芯は高地くんが握っているように見えるので、田中が手のひらの上で転がされている姿が新鮮。柔らかい見た目に反して口が悪いのがすごく好き。

完全に個人の主観なんだけど田中と話してるとクラスでは所属してるグループが全然違うんだけど、移動教室で席が隣同士でなぜか仲良い友達って感じの雰囲気がめちゃめちゃ良いよね。
先日のスペシャルウィーク(「SixTONES解禁フェス-NEW ERA-!!」)ではゲストなし・1曲解禁するために1時間半トークでひっぱるという厳しい状況の中、はちゃめちゃに盛り上がりを見せていたので、髙地くんの人選で大正解だな〜と思う。らじらーからのANNなのに、田中と2人で1.5倍速くらいの速さで喋り続けてたのプロ意識の高さが凄い。

 

森本慎太郎
個人的には、兄弟みたいで、一番ほっこりするペア。土曜日の夜に丁度良いテンション感と内容。森本さんと言えば、タイトルを聞いただけで内容が分かる厚みの無いフリートークインデックス集が登場時の鉄板になりつつあるし、素直で飾らないトークも可愛らしいけど、リモート放送中に、自宅の風呂にジャスティンビーバーがいたり、梨泰院クラスにどハマりしたときにはパクセロイを文字ってモリセロイなったり、音声のみの空間だからこそできる妄想のようなやり取りが面白い。あと、森本さんは自宅のソファや本棚の話、愛犬のシェリーちゃんの話をしたりおうちの様子をトークにしているので、そのあたりもかわいいね~となってしまう。あとスペシャルウィークでゲストが春日さんのときは、森本さんが適任だったなとしみじみ思う。あのくるくるした瞳と人懐っこい笑顔で見られたら春日さんもニコニコになっちゃうよね。森本シス太郎が面白過ぎたので、何かしらのイベント時にはぜひコスプレしてリスナーの心を掻き乱して欲しい。

 

【田中樹】
いくらMC担当とはいえ、デビュー1年目で全国ネットのラジオのメインパーソナリティ就任は本当に凄い。しかも、ANNはアイドルというフィールドからは少し離れたところにあると思うので、普段求められている笑いとは違うと思うんですよね。
オードリーさんと積極的に交流して春日さんをゲストに呼んだり若林さんに誕生日プレゼント渡してみたり、ラジオ界隈で有名なメール職人の名前覚えたり、アイドルファンと深夜ラジオリスナーの両方が楽しめるように考えられているバランスの取り方が絶妙。もちろん作家さんたちの力も大きいと思うけど、最初から積極的にひえおじに噛み付き、話題にあげることによって、ひえおじを番組に介入させる流れとかスムーズで凄いとしか言えない。人を巻き込む能力が高すぎる。人生何回目?もともと、状況説明やまとめの言語化がすごく上手い人だなという印象だったんだけど、ANNを通してもっともっと腕を上げてる印象。今後が楽しみで仕方ない。

 

は〜!やっと書けた!田中のリモート放送が素晴らしかった話とか、髙地優吾クイズとかもっと話したいことたくさんあるんだけど、とりあえずこの辺で…気が向いたら加筆修正するかも

忘備録

2018年4月15日、渋谷すばるジャニーズ事務所を退所すると発表された。

 

気持ちの整理をつけたいのか、私が感じたことを残したいのかはまだ分からないけど、
すばるくんについての色々を書きたい。

渋谷すばるくん、その美しい名前の通り私の毎日をキラキラで満ち溢れたものにしてくれた人。

私が初めてすばるくんを意識したのは、ジャニ勉だったと思う。たまたまテレビのチャンネルを回していたときに目にした。その時のすばるくんはまだロン毛でハットをかぶっていた気がする。

なぜか私は当時読んでいた弱虫ペダルの東堂くんを思い出してこの人東堂くんに似ているなとぼんやりとした感想を抱いた。(エイトを好きになった後、若いころのすばるくんの写真を見ると、弱虫ペダルの舞台で東堂くんを演じていた玉城裕規くんに雰囲気が似ていたので納得した。)

あの頃は、関ジャニ∞にそれ以上の感情を抱くことはなく、夜更かしに出ている村上くんのことしか知らなかった。

2回目にすばるくんを意識したとき、彼は坊主になっていた。ジャニーズなのに坊主で髭の人がいるんだ、かっこいいな~と驚いたことを覚えてる。そしてこの人が渋谷すばるという名前だと知った。星の名前がよく似合う人だと思った。

その後、時間を置かず味園ユニバース事件を目撃する。スポットライトに照らされてピカピカの衣装を着て踊るジャニーズという世界の中で、モッズコートのフードを深く被り、口を固く結んでたたずむ彼にとてつもない自己主張を感じた。私は昔から、長いものには巻かれその場が丸く収まればそれでいい、と周りに流されてばかりの人生を歩んできたので、彼のアナーキーさに強く惹かれた。

この頃は、仕事や家のことでバタバタしていたり、他のジャンルを応援していたこともあって関ジャニ∞にハマるのは少し先のことになる。

本格的にエイトが気になり出したのは、ジャニ勉のひき肉ダンス回。仕事で疲れ果てて帰ってきて、テレビの向こうで彼らがひき肉ダンスを踊る姿にめちゃめちゃ笑った。笑い疲れてなんだかほっとして、楽しい気分のまま眠ることができた。ジャニ勉ってこんなに面白かったんだ、来週も見よう。気付いた時にはジャニ勉を毎週録画に設定していた。

少しずつサブリミナル効果のように私の脳内に関ジャニ∞は刷り込まれていったが決定的に落ちたのはいきなりドッジだ。友人に勧められて軽い気持ちで見てみると、はちゃめちゃに面白かった。ひき肉ダンスが最高だったせいでハードルが上がってるよなんて言ってたのに余裕で越えていった。オラついたりょうちゃん、ゲスな大倉くん、時折闇をみせるまるちゃん…とにかく全員キャラが立っていて、久しぶりに腹筋が攣るほど爆笑した。

バラエティでの彼らにどんどん惹かれていった私が歌う彼らを見てみたいと思うまでに時間はかからない。そこからは転がり落ちるように関ジャニ∞漬けの毎日を送り、CDを集めDVDを見まくり、光の速さでファンクラブに入会して、コンサートにも行った。

初めて生で見る彼らはとにかく輝いていて、キラキラの宝石みたいに歌って踊ったかと思えば、鈍く光る刃のようにギラギラと演奏する姿に胸の奥をぐっとつかまれた。

すばるくんがスーッと目の前を横切ったときはその細さにとても驚いた。ステージの上ではあんなに大きく見えるのに、こんな薄い体のどこから声が出ているんだろう。美しくて強い野生動物みたいだと思った。

すばるくん以外のメンバーも覚えて、みんなのことが大好きになった。かっこいいこともかっこ悪いこともいつだって全力で挑む彼らに夢中になった。

村上君がすばるくんを王将と例えていたこともあり、みんな世界がひっくり返るくらい魅力的だけどエイトはすばるくんを中心に回っていたと思う。エイトという国があり、すばるくんという神様をみんなで大切に大切に守ってきたように見えたし、すばるくんもみんなへ対する愛に溢れていた。

だから木曜日にフライデーの噂がTLに溢れたときは、質の悪いガセネタだと思った。
バラエティでは率先して下ネタをぶち込み、ジャニーズの中で一番規制音を被せられているであろう彼のどこを見ているんだろう。こんな事実を捻じ曲げた記事を書いてお金が貰えるなんて随分高尚なお仕事ですねと皮肉をいう余裕だってあった。

その後脱退の話は、収束することなくただの噂話から少しずつ輪郭が浮き彫りになり、私はTLを追いながら自分の指先がどんどん冷えてくるのを感じていた。

私の住む地域では日曜日の朝にクロニクルが数週遅れで放送される。皮肉なことにこの日の放送は、さまぁ~ずがゲストのいきなりドッチの後編だった。テレビでは三村さんがすばるくんをホリプロに欲しいと言い、すばるくんが二つ返事で承諾して、村上君がほなみんなで行こう!と言って笑いを誘っていたけど全く笑えない。
私はクロニクルを見ながら、大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせていた。

引き続きTLを追うとファンクラブから大切なお知らせという件名のメールが届いているらしい。遅延しているのか私にはなかなか届かなくて、震える指で何度も送受信を行い、やっと届いたのが11時の少し前。そこには11時発表を行うという内容が書かれていた。

少し遅れてファンクラブサイトへアクセスすると、そこには退所する旨が書かれたすばるくんとメンバーのコメントがあって、心の奥底にあったもしかしてという予感は当たってしまった。

正直なところ、もし退所が現実になったら関ジャニ∞に関する持ち物をすべて手放して彼らのことを忘れてしまおうと考えていたが、いざ現実を目の当たりにしてみると、頭が真っ白になって何も考えられなかった。

テレビを見たすばるくんは、目は真っ赤だしひどいクマはできているし絶対夕べ眠れなかったでしょって顔をしていた。だけどまっすぐに前を向いていて、光を受けた瞳はとてもキレイだった 。

記者会見を見て、すばるくんがみんなにどれだけ愛されていたかを改めて思い知った。
退所の記者会見というマイナスなイメージが付きまとう現場で、こんなにもメンバーの絆を見せつけられるとは思わなかったよ。

涙をこらえながら今日という日が来なければ良かったと語るよこちゃん、どうしていいかわからず微笑みながら、好きすぎて何も言えなかったってはにかむまるちゃん、すばるくんのこと嫌いになれなかったったっていう一言にすべてが詰まっている大倉くん、すばるくんに「どうや」って言えるような僕らでいたいとまっすぐ語るりょうちゃん、幼馴染として背中を押すと言い切った村上くん、すばるくんだから奏でられる音楽があるとコメントを送ったやすくん。(背中は大丈夫ですか…)

みんなすばるくんのことが大好きで大切で、愛に満ち溢れた会見だった。全てが関ジャニ∞らしくて不器用だけどまっすぐ芯が通っている、私が好きになった関ジャニ∞だった。

頭では理解している。メンバーが何度も話し合ってくれたこと、すばるくんのことを全力で止めてくれたこと、それでもすばるくんの決意は揺らがなかったこと。バラエティではひたすらアホなことをやっている子供みたいに笑っている彼らが、本当はめちゃめちゃ大人で筋が通っていて、現状一番誠実な形で報告をしてくれたこと。私たちファンに対して真摯に向き合ってくれたということ。
もう充分過ぎるくらい貰っているのだ。

本当は駄々こねて嫌だ!嫌だ!って泣いて叫びたいけどこんなにかっこいいことされたら何も言えないじゃん。

私はすばるくんに何処でだって何だっていいから自由にのびのびと歌っていて欲しいと思うし、エイトに関しては、よこちゃん、村上くん、まるちゃん、やすくん、りょうちゃん、大倉くんと最高の曲者たちが揃っているので、絶対に面白くならない訳がない。また違ったアプローチで最高のエンターテイメントを魅せつけてくれると信じている。

忘れてしまおうなんて思っていたくせに、今は、胸につかえたような痛みや、言葉に書き表わせない感情がいつしか薄れていくのがどうしようもなく寂しくて怖い。

私は熱しやすく冷めやすく物事に執着できない人間で、アイドルだったりバンドだったり、その時々でハマるものだって、それに縋っていないと生きていけないからだ。
要領が悪くて、生きるのが下手くそな私が、もう少し、もう少しと生活を続けられるためにあるもの。縋る対象は何だって良くて、たまたま今の自分が生きていくための理由のがエイトだっただけだ。薄情な私はいつかか他のアイドルのことを好きになるだろうし、すばるくんのことだって、エイトのことだって忘れちゃうかもしれない。

でもこの2年間を生き抜いてこれたのは、確実に7人のお陰だ。レギュラー番組がある、リリースがある、歌番組がある、憂鬱な毎日がエイトのおかげで楽しくなった。テレビをつければ、すばるくんがエッジの効いたボケをかまして、胸の奥が熱くなるような歌声を届けてくれたし、ライブが決まれば、何ヶ月も前からワクワクドキドキできた。

36歳のすばるくんが積み上げたものを手放してまた一から始めるっていうなら、私もまだ頑張って生きていたいな。やりたいことや目標なんてどこにもないけど、それを見つけにいくのもいいかも知れない。いつか開催されるであろうすばるくんのライブに胸を張って行けるように。

今日は宇宙に行ったライオン(メトロックver.)を聴きながら出勤した。空は晴れ渡っていてとても気持ちのいい朝で、伸びやかなすばるくんの歌声が何処までも連れて行ってくれそうな気がしてこれが答えなんだろうなと思って涙ぐんだ。
いつか私たちの前に帰ってきた彼は、日本だって海外だって、何処までも私たちを連れて行ってくれるんだろう。

完全に咀嚼できたかといえば違う。大きな岩を口に突っ込まれて必死に舐めているような気分で、まだ夢なんじゃないかと思うし、どこかのパラレルワールドを俯瞰でのぞいているような気持ちになることもある。
ふと、これが現実だと気づいたときにすごく胸が痛むんだけど、いつかソロで活躍するすばるくんに慣れて、6人で活躍するエイトに慣れる時が訪れるなら、今はこの痛みさえも愛しい気がする。